「マイホームを買ったけど、火災保険って結局どれを選べばいいんだろう。水災補償って必要なのかな」——そんな声をよく聞きます。
火災保険は、同じ建物でも会社ごとに補償の組み方や保険料の決まり方が違い、水災や地震への備え方、事故が起きたときのサポートにも差があります。とくに近年は自然災害の増加で保険料が上がり、契約できる期間も短くなったため、「なんとなく入りっぱなし」では損をしやすくなっていますよね。
この記事では、主要な火災保険7商品を、補償範囲・水災/地震・申込方法・付帯サービス・保険料の観点で中立比較します。戸建てとマンションでの選び方の違いから、補償・特約別の選び方、加入・見直し前の確認事項までを一気に整理していきますね。
火災保険は、「補償範囲の選び方」「水災・地震への備え方」「申込方法・付帯サービスと保険料」の3点で比べると、自分の住まいに合う商品を選べます。 主要7商品を比較すると、ネットで補償を自由に選んで保険料を抑えるならソニー損保やSBI損保、補償の手厚さと大規模災害時の事故対応網なら東京海上日動、地域の水災リスクに応じて保険料を最適化したいなら楽天損保、防犯や事故後の安心も重視するならセコム損保、特約の自由度なら三井住友海上、地震補償や付随費用を手厚くするなら損保ジャパンが候補になります。ただし火災保険料は建物の構造・所在地・築年数・補償内容で大きく変わるため、最後は同一条件で複数社の見積もりを取り、補償と保険料を並べて確かめるのが失敗しないコツです。
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火災保険を比較する3つの軸
火災保険(持ち家向け)を比較するときは「補償範囲の選び方」「水災・地震への備え方」「申込方法・付帯サービスと保険料」の3つの軸で見ると、価格だけに惑わされない選び方ができます。
火災保険は各社とも「幅広い補償」や「手頃な保険料」を打ち出しますが、同じ建物でも補償の組み方や保険料の決まり方は会社によってかなり変わります。理由は、必要な補償を選べる自由度や割引の設計、そして事故が起きたときのサポート内容がそれぞれ違うから。まずは次の3つの観点で、自分が何を重視するかを整理してみましょう。
軸1:補償範囲の選び方(どこまで付けるか)
火災保険の基本は「火災・落雷・破裂爆発」ですが、それ以外の「風災・雹災・雪災」「水災」「水濡れ・破損汚損」「盗難」をどこまで付けるかで保険料が変わります。ソニー損保やSBI損保のように基本以外を自由に組み合わせられる商品もあれば、東京海上日動や損保ジャパンのようにタイプ・プランから選ぶ商品もあります。必要な補償だけに絞れば保険料を抑えられますが、外しすぎると「いざというときに補償されない」ことも。自宅のリスクに合わせて過不足なく選ぶのがポイントです。
軸2:水災・地震への備え方
火災保険選びで判断が分かれやすいのが、水災補償の要否と地震保険のセットです。水災はハザードマップで洪水・土砂災害・高潮のリスクがある地域や、低地・川の近く・戸建て1階では付けておきたい補償。楽天損保のように地域の水災リスクに応じて保険料が変わる商品もあります。また、地震・噴火・津波による損害は火災保険だけでは基本的に補償されないため、備えるなら地震保険を火災保険とセットで契約します。保険金額は火災保険金額の30〜50%が上限です。
軸3:申込方法・付帯サービスと保険料
ネットで完結できるか、代理店で対面提案を受けられるかも比較ポイントです。ネット型(ソニー損保・SBI損保・楽天損保など)は中間コストがかからないぶん保険料を抑えやすく、ネット割引も用意されています。代理店型(東京海上日動・三井住友海上・損保ジャパンなど)は補償の提案や事故時のサポートが手厚めです。あわせて、事故受付の体制、住まいの緊急かけつけやトラブル出張などの付帯サービス、各種割引もチェックしておくと、保険料と安心のバランスを取りやすくなります。
戸建てとマンションで違う火災保険の選び方
火災保険は、戸建てとマンションでリスクや必要な補償が変わるため、住まいのタイプに合わせて補償範囲を選ぶのがポイントです。 どちらが「正解」ということはなく、建物の立地や構造に応じて、付けるべき補償と外してよい補償が分かれます。
戸建ての火災保険の選び方
戸建ては地面に近く、水災・風災・地震の影響を受けやすいのが特徴です。台風での屋根の破損、豪雨での床上浸水、地震による倒壊など、建物全体をカバーする必要があります。とくに水災補償と地震保険の必要性が高く、建物の評価額も大きくなりがちです。屋根・外壁・カーポートなど付属設備までを含めて、補償の範囲を広めに検討するのが基本になります。
マンションの火災保険の選び方
マンション(とくに上階)は水災リスクが下がる一方、水濡れ・盗難・破損汚損といった日常的なリスクや、専有部分・家財の補償が中心になります。注意したいのは、共用部分は管理組合が火災保険に加入しているため、専有部分の補償と重複させないこと。水災補償を付けるかどうかは階数やハザードマップで判断し、必要な補償に絞ると保険料を抑えられます。
ここで知っておきたいのが、火災保険はここ数年で「入りっぱなし」では損をしやすい商品に変わってきた、という点です。次の事案は、当サイトが独自に収集した保険業界の規制動向データベースから、火災保険の料率と契約期間に関わるものを整理したものです。
【業界の現状と規制動向:火災保険料の上昇が続き、最長契約期間も短縮。定期的な見直しが前提の商品に】
争点:相次ぐ自然災害で保険金の支払いが増加し、火災保険の収支は悪化が続いてきた。保険料の目安となる「参考純率」の改定や、長期契約のあり方をどう見直すかが、業界全体の課題となっていた。
判断:損害保険料率算出機構は、2021年6月16日、住宅総合保険の参考純率を全国平均で10.9%引き上げると公表した。あわせて、参考純率を適用できる期間(火災保険の最長契約期間)を最長10年から最長5年に短縮することも示された。背景として、自然災害リスクの増加とリスク傾向の反映が挙げられている。これを受けて各損害保険会社は2022年10月以降、順次商品・保険料の改定を実施し、その後も改定が続いている。
読者への教訓:火災保険は「一度入れば安心」ではなく、契約期間が短くなり、更新のたびに補償と保険料を見直す前提の商品になりました。だからこそ、補償範囲・水災の扱い・契約期間を軸に各社を比較する意義があります。長期一括払いで割安にしつつ、更新時には補償を点検する——この両立を意識しておきましょう。
出典:火災保険参考純率 改定のご案内(損害保険料率算出機構、2021年6月16日公表)
主要な火災保険の比較(7商品)
主要7商品を比較すると、ネットで補償を自由に選んで保険料を抑えるならソニー損保・SBI損保、補償の手厚さと大規模災害時の事故対応網なら東京海上日動が上位。 ただし、水災の払い方、地震補償の手厚さ、付帯サービスなど、どこを重視するかで最適な商品は変わります。
比較表(比較軸×7商品)
各社の公式サイトおよびオリコン顧客満足度調査(2026年 火災保険)に基づく、2026年7月時点の情報をまとめました。表内で薄い青の背景色をつけた3商品が、補償の選びやすさ・保険料・事故対応の観点から編集部が注目する商品です。
| 比較軸 | ソニー損保 編集部注目 |
SBI損保 編集部注目 |
東京海上日動 編集部注目 |
楽天損保 | セコム損保 | 三井住友海上 | 損保ジャパン |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 申込方法・保険料の抑え方 | ● ネット完結・補償を絞って節約 | ● ネット完結・割引が豊富 | △ 代理店(対面提案) | ● ネット割引・楽天ポイント | ● ネット/代理店・防犯割引 | △ 代理店(対面提案) | △ 代理店・LINE手続き対応 |
| 補償範囲の選び方 | ● 火災等以外を自由に組合せ | ● 必要な補償を自分で選択 | ● タイプ選択で調整 | ● プラン+特約 | ● 3プラン+免責・特約 | ● リスク6分類でプラン選択 | ● 6プラン(水災あり/なし) |
| 水災補償 | ● 選択可 | ● 選択可 | ● あり(水災初期費用特約) | ● 地域の水災リスクで料率設定 | ● 選択可 | ● 支払限度額特約で調整可 | ● 水災あり/なしプラン |
| 地震保険のセット | ● セット可・上乗せ特約あり | ● セット可(30〜50%) | ● セット可 | ● セット可 | ● セット可(割合を選択) | ● セット可(割合を選択) | ● セット可・上乗せ特約あり |
| 主な特約・付帯サービス | ● 類焼損害・個人賠償/住まいの緊急かけつけ | ● 臨時費用の割合選択・独自割引 | ● 個人賠償(示談交渉)・弁護士費用 | ● 楽天ポイント・ハウスシスタント | ● 事故時の安心サービス・セキュリティ費用 | ● 日常生活賠償・災害緊急費用 | ● 評価済保険・付随費用が手厚い |
| 事故対応・サポート | ● 住まいの緊急かけつけ(全契約) | ● 提携ハウスサポート | ● 全国拠点・大規模災害対応 | ● ハウスシスタント出張 | ● 24時間365日事故受付・業者手配 | ● MS&ADの事故対応網 | ● LINEで請求完結・24時間ダイヤル |
| 向いている人 | ネットで必要な補償だけ選びたい人 | 保険料を抑えたい人 | 補償の手厚さ・大手の事故対応を重視する人 | 水災リスクで保険料を最適化したい人 | 防犯・事故後の安心も重視する人 | 特約の自由度・水災の払い方を選びたい人 | 地震補償・付随費用を手厚くしたい人 |
※評価記号:● = 対応/選択できる、△ = 一部/条件あり、✕ = 対応なし。
※各社の最新スペックは2026年7月時点の公式サイトに基づきます。プラン名・補償・特約・割引は改定される場合があります。
※火災保険料は建物の構造・所在地・築年数・保険金額・補償内容・契約期間で大きく変わります。金額は同一条件で各社公式の見積もりを取って比較してください。
※第三者評価は本文「編集部が注目する商品」で触れています(オリコン顧客満足度®調査 2026年 火災保険)。
※薄い青の背景色は、補償の選びやすさ・保険料・事故対応の観点から編集部が注目する3商品を示します。
編集部が注目する商品(各社の強み)
ソニー損保の新ネット火災保険——オリコン顧客満足度調査(2026年 火災保険)で総合1位。「火災、落雷、破裂・爆発」以外の補償を必要に応じて自由に組み合わせられ、建物や家財を新価(再調達価額)で補償するのが特徴です。すべての契約に「住まいの緊急かけつけサービス」が付帯し、類焼損害特約や個人賠償責任特約も用意されています。ネットで補償を絞って保険料を抑えつつ、事故時の安心も確保したい人に向いています。
SBI損保の火災保険——ネットで必要な補償を自分で選ぶカスタマイズ性が特徴。臨時費用保険金の支払割合や免責金額を選べ、ノンスモーカー割引などの独自割引も用意されています。水災も選択でき、地震保険もセット可能。補償を必要な分だけに絞って、火災保険料をできるだけ抑えたい人に向いています。
東京海上日動のトータルアシスト住まいの保険——代理店型で、修理費だけでなく修理と密接に関わる費用もまとめて損害保険金として支払う手厚い設計です。水災初期費用補償特約では、床上浸水などの際に当座の生活資金が定額で支払われます。自然災害が発生した際には全国の損害サービス拠点がペーパーレスで情報を連携するため、大規模災害時の事故対応力を重視する人に向いています。
このほか、地域の水災リスクに応じて保険料が変わりネット割引と楽天ポイントも受けられる楽天損保のホームアシスト、盗難や事故の後に無料対応してくれる「事故発生時の安心サービス」が全プランに自動付帯するセコム損保のセコム安心マイホーム保険、すまいのリスクを6つに整理し日常生活賠償や災害緊急費用などの特約が充実する三井住友海上のGK すまいの保険、評価済保険で実損を補償し復旧付随費用まで手厚くLINEで請求まで完結できる損保ジャパンのTHE すまいの保険と、目的によって最適な商品は変わります。次の「補償内容・特約別のおすすめ」も参考にしてください。
補償内容・特約別のおすすめ
重視するポイント別に、火災保険のおすすめは以下のとおりです。
水災リスクに応じて保険料を最適化したい人向け:楽天損保/ソニー損保
お住まいの水災リスクをふまえて保険料を最適化したいなら、地域の水災リスクに応じて保険料を設定する楽天損保のホームアシストが候補。ハザードマップに準じて水災保険料を細かく分けているため、水災リスクの低い地域では保険料を抑えられます。ソニー損保も水災を含む補償を自由に組み合わせられるので、リスクに応じて過不足なく設計できます。まずは自宅のハザードマップを確認してから選びましょう。
地震への備えを手厚くしたい人向け:損保ジャパン/ソニー損保
地震・噴火・津波への備えを重視するなら、地震危険等上乗せ特約で備えを手厚くできる損保ジャパンのTHE すまいの保険、地震上乗せ特約(全半損時)で火災保険金額に対して最大100%まで備えられるソニー損保が有力です。地震保険は火災保険とセットでの加入が必要で、単独では契約できません。地震大国の日本では、上乗せの選択肢がある商品を軸に検討すると安心です。
ネットで補償を絞ってコストを抑えたい人向け:SBI損保/ソニー損保
コスト最優先なら、必要な補償を自分で選べるSBI損保や、基本以外を自由に組み合わせられるソニー損保を軸に見積もりを取るのがおすすめ。どちらもネットで完結でき、免責金額や臨時費用の設定で保険料を調整できます。ただし「安さ」だけで水災や地震を外しすぎると、いざというときに補償されないので、自宅のリスクとのバランスを必ず確認しましょう。
補償の手厚さ・大規模災害時の事故対応を重視する人向け:東京海上日動/三井住友海上
補償の手厚さと事故対応網で選ぶなら、修理と密接に関わる費用までまとめて支払い全国の損害サービス拠点を持つ東京海上日動、MS&ADグループの事故対応網と災害緊急費用特約を備える三井住友海上が候補です。大規模災害で保険金請求が集中する場面でも、拠点網と体制の厚みは安心材料になります。対面でじっくり補償を相談したい人にも向いています。
防犯・事故後の安心も備えたい人向け:セコム損保
火災や盗難の後の安心まで備えたいなら、セコム損保のセコム安心マイホーム保険が候補。盗難でガラスや鍵が壊された場合に無料で対応する「事故発生時の安心サービス」が全プランに自動付帯し、火災・盗難の後に防犯設備を備えるための費用も補償されます。事故受付は24時間365日。ホームセキュリティ導入による割引もあり、防犯意識の高い人に向いています。
家財や日常生活の賠償までまとめて備えたい人向け:三井住友海上/損保ジャパン
建物だけでなく家財や日常生活の賠償までまとめて備えたいなら、日常生活賠償特約や弁護士費用特約を用意する三井住友海上、類焼損害や携行品などの特約が豊富な損保ジャパンが候補です。個人賠償責任特約は火災保険以外(自動車保険やクレジットカードの付帯保険など)と重複していることもあるので、加入前に重複を確認して、必要な分だけ付けると無駄がありません。
加入・見直し前に確認すべきこと
火災保険を加入・見直しする前は「同一条件での見積もり比較」「補償の過不足と重複」「保険金請求時の注意」を確認しておくと、失敗や払いすぎを防げます。 ネットでも手続きできるからこそ、次のポイントは押さえておきましょう。
見積もりは同一条件で複数社そろえる
火災保険料は、建物の構造(M・T・H構造)・所在地・築年数・保険金額・補償内容・契約期間で大きく変わります。1社だけ見て「安い・高い」を判断せず、補償範囲や特約をそろえたうえで複数社の見積もりを並べて比べましょう。ネット型なら数分で見積もりが取れるので、面倒でも2〜3社は比較するのがおすすめです。長期一括払いにすると1年あたりの保険料が割安になる点も押さえておくと、支払い方法まで含めて最適化できます。
補償の過不足と重複を確認
水災補償は自宅のリスクに応じて要否を判断し、リスクが低ければ外して保険料を抑える選択もあります。逆に、リスクが高い地域で外すと、いざというときに補償されません。また、個人賠償責任特約や弁護士費用特約は、自動車保険やクレジットカードの付帯保険と重複していることがあります。マンションでは管理組合が共用部分の保険に加入しているため、専有部分の補償と重複させないことも大切です。重複を外せば、その分の保険料を節約できます。
保険金請求時の注意
火災保険の請求は、原則として契約者本人が行うものです。自然災害の後などに「火災保険を使えば自己負担なく修理できる」「保険金の請求を代行・サポートする」と勧誘してくる業者もいますが、契約後に法外な手数料や高額な解約金を求められるトラブルが各地で相次いでいます。被害を受けたときは、まず加入先の保険会社や代理店に連絡しましょう。次の事案は、当サイトの規制動向データベースから、保険金請求に関わるものを整理したものです。
【依頼前の確認事項:「火災保険で無料修理」「申請サポート」の勧誘に注意。まず加入先の保険会社・代理店へ】
争点:自然災害の後などに、消費者宅へ電話や訪問で「自宅を無料で点検できる」「火災保険を使って実質的に無料で修理ができる」「保険金が出るようサポートする」と勧誘し、火災保険金を利用した修理工事契約を締結させる事業者に関する相談が、各地の消費生活センターに寄せられていた。契約後に法外な手数料や高額な解約金を求められるなどのトラブルが問題となった。
判断:消費者庁は、2024年6月27日、「火災保険を使って実質的に無料で修理ができる」などとうたい、火災保険金を利用した修理工事契約を締結させる事業者に関する注意喚起を公表した。「火災保険が使える」などと勧誘されたら、まず加入先の損害保険会社か損害保険代理店に相談して、勧誘内容の真偽を確認すること、不安に思った場合やトラブルになった場合は早めに最寄りの消費生活センターに相談することが呼びかけられている。国民生活センターや日本損害保険協会も、繰り返し同種の注意喚起を行っている。
読者への教訓:火災保険の請求は原則として契約者本人が行うもの。「無料で修理」「申請を代行」という勧誘には慎重になり、被害を受けたらまず加入先の保険会社・代理店に相談しましょう。加入時から、事故受付の連絡先や補償内容を確認しておくと、いざというときに慌てずに済みます。だからこそ、事故対応・サポート体制も火災保険選びの比較軸になりますよ。
出典:「火災保険を使って実質的に無料で修理ができる」などとうたい、火災保険金を利用した修理工事契約を締結させる事業者に関する注意喚起(消費者庁、2024年6月27日公表)
火災保険の見直しそのものの進め方は、火災保険の見直しで確認すべきポイントを解説した記事でも詳しく整理しています。自動車保険もあわせて比較・見直したい方は、自動車保険を比較した記事や自動車保険の見直し記事もご覧ください。
商品選びに迷ったら専門家に相談
比較表だけでは決められないときは、無料の保険相談窓口でプロに聞くのが近道です。 火災保険はネットでも契約できますが、「地震保険もセットすべきか」「水災補償は必要か」を相談したい、「生損保をまとめて家計全体で見直したい」なら、相談窓口を使うと選びやすくなります。
火災保険は、自宅のリスクに合わせて補償を選ぶのが基本です。ただ、地震保険とのセットや水災の要否を判断しづらい場合や、火災保険だけでなく生命保険まで含めて家計全体を見直したい場合は、複数社を扱う無料相談窓口が便利です。目的別に、次の3窓口を押さえておくとよいでしょう。
火災保険を含め損保を幅広く比較したい人向け:保険見直し本舗/ほけんの窓口
とにかく多くの損害保険会社の中から火災保険を横断比較したいなら、損保の取扱いが広い窓口が向いています。保険見直し本舗は店舗・訪問・電話・オンラインの4つの相談方法に対応し、1担当者制で証券を一括管理できます。ほけんの窓口は来店型の最大手で、火災保険と地震保険のセットを店舗でじっくり対面相談しながら比べたい人に向いています。
家計全体の見直し・節約・AIやオンライン相談で選びたい人向け:ほけんNaviせつやくん
ほけんNaviせつやくん(株式会社フィナンシャル・エージェンシー運営)は、生損保あわせて50社以上を扱い、保険料の節約シミュレーションや家計の見直しを主軸にした相談窓口です。24時間対応のAI保険相談を入口に、必要に応じて経験豊富なFPのオンライン相談・全国の訪問相談へつなげられるのが特徴。火災保険だけでなく、生命保険も含めて家計全体で保険料を見直したい人、まずAIやオンラインで気軽に始めたい人に向いています。
窓口の選び方をもっと詳しく知りたい方は、無料の保険相談はどこがいいかを比較した記事や、オンライン保険相談のおすすめ記事もあわせてご覧ください。AIで気軽に下調べしたい方はAI保険相談ができる窓口の比較記事が参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q1:火災保険はネット型と代理店型どちらがいい?
保険料を抑えやすいのはネット型、対面でじっくり相談できるのは代理店型です。ネット型(ソニー損保・SBI損保・楽天損保など)は代理店手数料がかからないぶん保険料を抑えやすく、補償を自分で選んでネットで完結できます。代理店型(東京海上日動・三井住友海上・損保ジャパンなど)は担当者が補償内容を提案し、事故時にも間に入ってくれます。補償の判断に自信があるならネット型、相談しながら決めたいなら代理店型が向いています。
Q2:火災保険の水災補償は必要?外してもいい?
お住まいの水災リスクによって判断が分かれます。ハザードマップで洪水・土砂災害・高潮のリスクがある地域や、低地・川の近く・戸建て1階なら、水災補償は付けておくと安心です。高台のマンション上階などリスクが低い場合は、外して保険料を抑える選択もあります。楽天損保のように地域の水災リスクに応じて保険料が変わる商品もあるので、まずは自宅のリスクを確認してから決めましょう。
Q3:火災保険に地震保険はセットすべき?
地震・噴火・津波による損害に備えたいなら、地震保険のセットが必要です。火災保険だけでは、地震を原因とする火災や倒壊は基本的に補償されません。地震保険は火災保険とセットでしか加入できず、保険金額は火災保険金額の30〜50%の範囲で設定します。ソニー損保や損保ジャパンのように、上乗せ特約で地震の備えを手厚くできる商品もあります。地震大国の日本では、前向きに検討したい補償です。
Q4:火災保険の相場はいくら?一番安いのはどれ?
「一番安い」は一律には決まりません。火災保険料は建物の構造(M・T・H構造)・所在地・築年数・保険金額・補償内容・契約期間で大きく変わり、同じ家でも会社によって順位が入れ替わります。ネットで補償を絞れるソニー損保やSBI損保はコストを抑えやすい傾向ですが、最終的には同一条件で複数社の見積もりを取って比べるのが確実です。
Q5:火災保険の契約期間は何年がいい?
現在の火災保険は最長5年契約で、長期一括払いにすると1年あたりの保険料が割安になります。かつては最長10年でしたが、自然災害の増加を背景に2022年10月から最長5年に短縮されました。まとまった支払いが可能なら長期契約で割引を受け、家計の状況に応じて年払いを選ぶなど、無理のない範囲で決めるとよいでしょう。長期契約でも、更新のタイミングで補償内容を見直すのがおすすめです。
Q6:戸建てとマンションで火災保険の選び方は違う?
はい、リスクと必要な補償が変わります。戸建ては地面に近く、水災・風災・地震の影響を受けやすいため、水災補償や地震保険の必要性が高くなります。マンション(とくに上階)は水災リスクが下がる一方、水濡れ・盗難・破損などの日常的なリスクや、専有部分の補償が中心になります。マンションは管理組合が共用部分の保険に入っているため、補償の重複にも注意しましょう。
Q7:どの火災保険にすべきか迷ったら?
まずは同一条件で複数社の見積もりを取り、補償範囲・水災/地震・保険料・事故対応を並べて比べましょう。それでも決められない場合や、地震保険とのセットや水災の要否に迷う場合、生命保険・火災保険も含めて家計全体で見直したい場合は、複数社を扱う無料の保険相談窓口でプロに相談すると整理しやすくなります。
まとめ
火災保険は、住まいのタイプやリスクに合わせて補償を選ぶことで、無駄なく備えられます。本記事の7商品比較では、ネットで補償を自由に選んで保険料を抑えるならソニー損保(オリコン2026 火災保険 総合1位)やSBI損保、補償の手厚さと大規模災害時の事故対応網なら東京海上日動が、注目の商品として浮かび上がりました。
あわせて、地域の水災リスクに応じて保険料を最適化したいなら楽天損保、防犯・事故後の安心も備えたいならセコム損保、特約の自由度なら三井住友海上、地震補償や付随費用を手厚くしたいなら損保ジャパンと、重視するポイントによって最適な商品は変わります。「補償範囲の選び方」「水災・地震への備え方」「申込方法・付帯サービスと保険料」の3軸で優先順位を決め、最後は同一条件で複数社の見積もりを取って数字で比べてみてくださいね。
加入・見直しの前には、補償の過不足や重複を確認し、事故受付の連絡先や補償内容を控えておくと安心です。「火災保険で無料修理」などの勧誘には慎重になり、被害を受けたらまず加入先の保険会社・代理店に相談しましょう。比較表だけでは決めきれないときや、生損保をまとめて家計全体で見直したいときは、無料の相談窓口も上手に使ってみてください。
更新履歴
- 2026年7月23日:初版公開

